ゲーム依存症の治し方とは?
最近ではスマホなどでゲームが手軽に遊べるようになりましたよね。
身近になったからこそゲーム依存症という病気が知られるようになりました。
ゲーム依存症とは、日常生活が困難になるほどゲームから離れられない病気のことです。
たかがゲームだと放っておくと悪化する可能性があります。
人間関係の悪化や生活習慣病など、その人の人生を壊しかねない病気です。
しかし、ゲーム依存症は治し方があるので、しっかりと向き合うことが大切になります。56
自分では気が付かない人も多いので、家族がサポートすることも治療への1歩です。
ここでは、ゲーム依存症になってしまう原因や治し方をご紹介していきます。
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ゲーム依存症の診断の基準とは?
ゲーム依存症はどのような基準で診断されるのでしょうか。
単純にゲームが好きなだけでは依存症とは診断されません。
「生活が困難になっている」「ゲームから離れられない」など具体的な基準があります。
ゲーム依存症の人は生活の全てがゲームになり、今までできていたことが困難になるようです。
私も子供の頃からゲームが好きで、今でもよく遊んでいます。
暇なときは1日中遊んでいることもありますが、食事や仕事など日常生活が困難になることはありません。
なぜ、生活が困難になるほどゲームから離れられなくなるのか原因が気になりますよね。
ここでは、ゲーム依存症の診断基準や原因をご紹介していきます。
ゲーム依存症の診断基準
昨今、ゲームが身近になり手軽に遊べるようになりました。
スマホやゲーム機、パソコンで楽しく遊べるゲームに時間を忘れる人も少なくありません。
では、ゲーム依存症とはどのようなときに診断されるのでしょうか。
ゲーム依存症と診断される基準を見ていきましょう。
・生活の中心がゲームになっている
・仕事・勉強・家事など日常生活が困難になっている
・生活が困難になってもゲームが辞められない
以上のようにゲームが原因で自分をコントロールできなくなっている場合に、依存症という診断がくだされます。
このような症状が1年以上出ている人は、医療機関に相談することがオススメです。
また、ゲーム依存症は自覚がない場合も多いので、家族が気が付くケースもあります。
自分や家族はただゲームが好きなだけなのか、依存症で治療が必要なのか確認してみてください。
ゲーム依存症になる原因
なぜゲーム依存症になってしまうのでしょうか。
私も小さいころからゲームが好きで、大人になった今でもよく遊んでいます。
しかし、日常生活が困難になるくらい遊ぶことはありません。
好きだからゲーム依存症になるわけではありませんよね。
そこで、ゲーム依存症になる原因を見ていきましょう。
・ものごとにハマりやすい性格である
・生活の中で疎外感を感じている
・ゲームでしかストレス発散ができていない
このような環境にある人はゲーム依存症になりやすいようです。
ストレスを発散できるものがほかにある人は、依存症になりにくい傾向があります。
また、そもそも趣味にハマりやすい人や、脳内の快楽物質が出にくい人も、依存症になりやすいので注意が必要です。
ゲーム依存症で家族の接し方は?
家族はゲーム依存症とどのように向き合えば良いのかわかりませんよね。
ゲームにより生活リズムが合わなくなり、怒りっぽくなった人とどう接してよいのかと不安になると思います。
このとき、家族に必要なことは「理解」と「サポート」です。
ゲーム依存症の人は日常生活が困難になり、自分ではうまく治療できないことがあります。
感情のコントロールができないため、ゲームから離れられないことが原因です。
そこで家族が根気強くゲーム依存症の人と向き合い、治療に付き合うことで適切なサポートができます。
それでは、ゲーム依存症で起こる生活の支障と治し方を見ていきましょう。
合わせてゲーム依存症で家族ができることもご紹介しています。
ゲーム依存症で起こる生活の支障
生活が困難になるゲーム依存症ですが、具体的にはどのような支障が出るのでしょうか。
ゲーム依存症の人がかかえる生活の問題は以下の通りです。
・感情のコントロールができなくなり、家族や友人と疎遠になる
・寝つきが悪くなり睡眠障害になる
・起き上がるのが苦痛でベットから出られなくなる
・肩こりや腰痛、ドライアイになる
・課金が原因で金銭的なトラブルを起こす
ゲーム依存症になるとこのような問題を抱えやすくなるでしょう。
このような状況になると人と関わることが面倒くさくなり、ますますゲームに依存してしまいます。
また、運動不足で骨がもろくなったり、肥満になったりすることもあるようです。
たかがゲームだと考えていると深刻な問題になってしまうので、依存してしまう前にストレスの原因から離れるようにしてください。
ゲーム依存症の治療方法
ゲーム依存症の治し方は以下の3通りがあります。
・薬物療法
ゲーム依存症の原因である孤独感や不安感を和らげる薬を用いた治療になりです。
この方法はうつ病や発達障害など、ゲーム依存症と一緒に診断される病気の治療ですね。
・認知行動療法
認知行動療法では、自分と向き合い考え方を修正していく治療になります。
カウンセリングで自分を知り向き合うことで、ゲーム依存症になった原因を知ることも可能です。
この方法では客観的に自分と向き合い、今後のどう行動するのかを知ることができます。
・治療ができる施設に頼る
デイケアやキャンプ、入院などゲーム依存症を治療できる施設に頼ることも、選択肢の1つです。
デイケアやキャンプではレクリエーションなどを通じて、ゲーム以外にも楽しいことがあると理解できます。
また、同じ症状で苦しんでいる人がいるので疎外感の解消につながりますよ。
それでも依存症から抜け出せない場合は、入院での治療が必要になるかもしれません。
入院により強制的にゲームから離れることで、依存から抜け出すことが目的です。
このように自分と向き合うことで、ゲーム依存症を治療していきます。
ゲーム依存で家族ができること
ゲーム依存症の治療では家族のサポートが、必要になることもあるかもしれません。
では、家族はどのようなサポートをしていけば良いのでしょうか。
まず、家族に必要なのは「ゲーム依存症への理解」です。
治療のためにゲームを制限すると、ゲーム依存症の人は怒ったり泣いたりするかもしれません。
このとき、家族は感情に流されずに「あなたを思っているから」と伝えることです。
決して意地悪しているわけではなくあなたを大切に思っているから、と伝えることで依存症の人が抱えている疎外感を解消していきます。
また、根気強くゲーム依存症の人と向き合うことも大切です。
なぜ依存するまでになったのか、原因を解消するにはどうすれば良いのか、など治療に必要な情報を共有しましょう。
「一緒に治していこう」と伝えることで、ゲーム依存症への不安を解消するようにします。
そうすることで、ゲーム依存症の治療に入りやすくなりますよ。
ゲーム依存症の治し方のまとめ
ゲーム依存症の治し方は以下の3通りです。
・薬物療法
・認知行動療法
・治療ができる施設に頼る
ゲーム依存症はうつ病などほかの病気が隠れている可能性があります。
依存するまでになった原因を取り除くことが大切です。
しかし、依存症の自覚がなくなかなか治療できないこともあります。
その際は家族のサポートが治療への大きな1歩となりますよ。
ゲーム依存症の治し方は根気強く自分自身に向き合い、ゲームではない楽しみを持つことです。
1人で抱え込まずに医療機関や家族を頼ってくださいね。
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