家族が嫌いで、顔も見たくない…
私がおかしいのかな?どうすればいいの?
家族は仲が良くて当たり前。
そんな風潮がありますが、実際には「嫌い」という感情が芽生えてしまうこともありますよね。
この記事では、家族が嫌いになってしまう理由や診断テストについてお伝えします。
どうしても家族が嫌いな時のストレス対処法も詳しく書いていますので、ぜひ最後までお読みください。
- なぜ、家族のことが嫌いになってしまうのか
- 家族が嫌いと感じた時に試したい診断テスト
- 家族が嫌いな時にとるべき行動
- どうしてもガマンできない時のストレス対処法
家族が嫌いになってしまう理由
家族が嫌い。
そう一口に言っても、理由は様々です。
- 考え方の違い
- 子どもの頃の経験
- お互いのコミュニケーションの特性
など。
また、自分では気づかない深い理由が隠れていることもあります。
「家族のことが嫌い」という自分の気持ちを見つめ直してみましょう。
新たな自分が発見できるかもしれません。
それはあなたが家族との関係を見直し、人生を生き直すことにもつながります。
大人になっても家族が嫌いな理由
大人になっても、家族への「嫌い」という感情が消えない。
それには以下のような理由があります。
- 価値観の違い
- 兄弟間の競争心
- 過去のトラウマ
- コミュニケーションが苦手
お金や異性との付き合い方、教育観など、人生で大事なことはいろいろあります。
それらの価値観が異なってしまうと、家族でも「合わない」「嫌い」と感じる元になるのです。
子ども時代の思い出がきっかけになって家族が嫌いになることもあります。
たとえば兄弟で親の愛情を取り合っていたり、どちらかが嫉妬の感情を抱いていたり。
あるいは、虐待によるトラウマが残っていることもあります。
以上のことに心当たりがない場合、「単にコミュニケーションが苦手」という理由で家族が嫌いなのかもしれません。
- あなた自身がコミュニケーション苦手で、家族とうまく会話ができない。
- 親やきょうだいがコミュニケーション下手で、家族団らんの経験がない。
このような場合も、「家族が嫌い」という感情が生まれやすくなります。
スピリチュアルな視点から見た理由
家族が嫌いな理由は、スピリチュアルな視点からも説明できます。
まずおさえておきたいのは、「すべての人は、親を選んで生まれてきた」という考え方です。
あんなに嫌な親を自分が選んだなんて、考えたくない
そう思う人もいることでしょう。
しかし、「私たちは自分の魂を向上させるためにふさわしい場所を選んで来たのだ」と考えると、納得がいくのではないでしょうか。
嫌いな家族との関係を通して、以下のような恩恵を受けているかもしれません。
- 自分の人生に必要なことを学べる
- 自分の生き方を見つめることができる
- 周りの人に対して感謝の気持ちをもつことができる
家族との関係がうまくいかないと感じたら、自分自身と向き合い、自己成長につながる対処法を探してみましょう。
家族が嫌いな人の診断テスト
「家族が嫌い」という自分の心理状態を把握するために、以下のサイトを利用して心理テストの診断を受けてみましょう。
自分自身の気持ちや感情を客観的に知ることができるため、対処法を考える上でも有益です。
ただし、これからご紹介する診断テストはいずれも簡易的なものです。
もっと深く知りたい場合には、カウンセリングやメンタルクリニックの受診を検討してください。
家族ストレスと親密度診断
28個の問題に答えることで、以下の2つの項目が分かります。
- 家族の絆(親密度)
- 家族ストレス
うちって他の家庭と比べてどうなんだろう?
自分としては家族へのストレスを感じてるけど…、これって普通?
そう感じた時に簡単にチェックできるので、おすすめです。
結果は点数で示され、詳しい解説も提示されます。
困ったときの一言アドバイスもあるので、参考になることでしょう。
親子関係診断テスト
50個の質問に答えることで、あなたの親子関係の特徴が分かります。
サイモンズ式分類という分類方法をベースに作られたテストのようです。
結果は
- 拒否型
- 支配型
- 保護型
- 服従型
- 矛盾不一致型
の5つの領域で算出されます。
一番指数の高いものが、あなたが感じている親の態度ということになります。
指数は50%が普通とされ、それより低ければ問題なし。
逆に、指数が高ければ高いほど、親の態度に問題があるそうです。
60~80%は要注意地帯、80%以上が危険地帯ということなので、
自分の親子関係はちょっと変かも
と思う人は、チェックしてみる価値ありです。
人間嫌い診断
マイナビ学生の窓口が提供している診断テストです。
2択の問題が10問出題され、答えていくとあなたの人間嫌い度と人付き合いのアドバイスが表示されます。
家族が嫌いなだけでなく、周りの人間関係全般が「面倒くさい」と感じる。
そんなあなたは、「人間嫌い」の要素があるのかもしれません。
逆に「人間嫌い」ではないのに家族が嫌いだとすると、家族同士の関係性に原因があるのではと考えられます。
自分の「人間嫌い度」を知ることで家族嫌いの原因が分かり、対処がしやすくなりますよ。
家族が嫌いな時の対処法
家族との関係は非常に重要なものですが、時には我慢できなくなってしまうこともあります。
家族が嫌いだという感情が手放せない
そんな思いから抜け出せなくなってしまった場合、どうすれば良いのでしょうか。
心配はいりません。
いろいろな対処法があります。
自分に合っていると感じるもの、できそうなものから取り組んでみてください。
家族と距離を置く
家族のことがどうしても嫌いな時は、トラブルになってしまう前に距離を置きましょう。
距離にはいろいろな種類があります。
- 物理的な距離
- 心理的な距離
- 時間的な距離
「物理的な距離を置く」には以下のような対処法があります。
- 部屋にこもる
- 近づかない
- 引っ越す
顔も見たくないほど嫌いな家族と、そばにいる必要はありません。
同居している場合は、自分の部屋にいる時間を増やしましょう。
また、洗面所やトイレ、キッチンなどで顔を合わせないようにするのもポイントです。
ひとつ屋根の下にいること自体がつらくなってしまったら、引っ越しを検討してみましょう。
「心理的な距離を置く」には以下のことを心がけると良いでしょう。
- 「期待に応えなければ」と思うことを手放す
- 家族は家族、自分は自分と割り切る
「家族が嫌い」と思いながら、相手の顔色をうかがっていませんか。
家族といえども、相手とあなたは別の人間です。
「時間的な距離を置く」というのはどういうことでしょうか。
具体的には、「生活時間帯をずらす」ということです。
食事の時間や起きている時間帯をずらして、接触を減らしていきましょう。
嫌だと思っている気持ちを伝える
時には、家族を嫌だと思っている気持ちを素直に伝えることが解決につながります。
それによって誤解が解けたり、もつれた感情の糸がほどけたりすることもあるからです。
まずは自分自身が落ち着いて、冷静な気持ちで話し合うことが大切です。
いきなり「あなたが嫌い」と伝える前に、自分自身の気持ちをきちんと見つめましょう。
家族が嫌いだという気持ちを伝えるときには、ポイントがあります。
「あなたがいつもこういう言い方をするのが良くない」と、「あなた」を主語にするのではなく、「私はすごく悲しかったんだよ」など、自分を主語にして伝えましょう。
この伝え方は「アイメッセージ」といって、相手に自分の気持ちを伝えるときに有効です。
「こうしてほしい」という要望がある時には、具体的に伝えましょう。
そして、自分が伝えるだけでなく、相手の話も聞くことが大切です。
カウンセリングを受ける
家族が嫌いになるのは、とてもつらいことです。
しかし、家族に対して嫌悪感を感じることは、誰にでも起こりえます。
家族との問題に直面した場合、カウンセリングを受けることを検討してみましょう。
カウンセラーは家族の問題を扱う専門家であり、個々の問題に適した対応をしてくれます。
それだけではありません。
カウンセリングを受けることで、自分自身に関する理解も深めることができます。
自分自身が何を望んでいるか、どのように感じているかを明確にすることができるのです。
「家族が嫌い」という気持ちから逃れられなくなったら、専門家に相談してみることをお勧めします。
家族が嫌いな時のストレス対処法
「家族が嫌い」という気持ちは、大きなストレスになります。
仕事や勉強、交友関係などにも影響が出るのは避けたいですよね。
そこで、「家族が嫌い」「家族が嫌だ」という気持ちから逃れられない場合のストレス対処法を紹介します。
気になったものを実践することで、自分自身を守り、心身ともに健康な状態を維持していきましょう。
運動をする
家族との関係が悪化すると、イライラやストレスがたまりますよね。
そんな時は、運動をすることがおすすめです。
運動には、ストレス解消だけでなく、精神的な安定効果もあります。
最もおすすめな運動はヨガです。
ヨガでは呼吸を大事にします。
心を無にして吸ったり吐いたりすることで、乱れた心が落ち着くと言われています。
また、ネガティブな感情を手放すことも期待できるので、家族に対するイライラに効果的です。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動も良いでしょう。
適度に負荷のかかる運動は、脳内のエンドルフィンを増やして、気分をリフレッシュしてくれます。
スポーツジムやフィットネスクラスに通うことも、ストレス解消に効果的です。
新しい人間関係が広がり、いい刺激を受けられるかもしれません。
家族が嫌いで悩んでいるあなたは、自分のペースで汗を流し、ストレスをリセットしてみてはいかがでしょうか。
趣味に没頭する
家族との関係に悩んだ時におすすめなのが「趣味に没頭すること」です。
趣味の時間をもつことで、自分自身をリフレッシュすることができます。
また、趣味を通じて新しい仲間を作ることもできます。
以前から気になっていた趣味や、習い事はありませんか?
この機会に思い切ってチャレンジしてみましょう。
いきなり始めるのに不安がある場合は、無料体験レッスンを受けたり、見学をしたりするのがおすすめです。
趣味の場で自分の意外な才能を発掘したり、仲間からほめられたりするのは嬉しいもの。
自己肯定感が高まることも期待できます。
そして、その充実感が家族との関係改善にもつながるかもしれません。
→自己肯定感の低い人がめんどくさい理由は?特徴を知って対策しよう
健康的な食事をとる
家族との関係がうまくいかないと、ストレスがたまりますよね。
そんなとき、健康的な食事をとることが、ストレス解消につながることをご存知ですか?
特に、ストレス解消に効果的な栄養素として知られているのが、ビタミンCやビタミンB群、マグネシウム、鉄、カルシウムなどです。
これらの栄養素を豊富に含む食品を取り入れることで、ストレス耐性が高まり、気分も安定します。
例えば、ビタミンCを多く含む食品としては、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、トマトなどが挙げられます。
ビタミンB群は、豆類やナッツ、全粒穀物などに含まれています。
マグネシウムを多く含む食品としては、大豆、ほうれん草、アーモンド、バナナなどがあります。
また、赤身の肉や魚、豆腐、乳製品などには、鉄やカルシウムが豊富に含まれています。
以上のように、家族との関係でストレスがたまったときは、健康的な食事が効果をもたらします。
あなたの心身を健康的に保つために、食事に気を配ってみましょう。
瞑想をする
家族との関係に悩むことは、ストレスや不安を引き起こすことがあります。
そんなときは、瞑想をすることで心を落ち着かせ、心身ともにリラックスすることができます。
瞑想は、呼吸に注目することによって深い集中をもたらし、心を平静な状態にする方法です。
心を癒すことに役立ち、ストレスを減らし、不安感を軽減することができるとされています。
また、瞑想は、自分自身を客観的に見つめることができるため、家族との問題を客観的に分析することにつながります。
瞑想をするときは、朝起きた後や夜寝る前など、自分自身がリラックスできる時間を選ぶことがポイント。
静かな場所でリラックスできる姿勢をとり、深い呼吸に注目して、心を集中させることが大切です。
瞑想は、家族との関係を修復するための大切なステップとなるかもしれません。
家族が嫌いで関わりたくない時の診断方法とストレス対処法まとめ
家族が嫌いで悩んでいる時のポイントをまとめます。
- 子どもの頃からの関係性や価値観の違いで、家族が嫌いになってしまうことはある
- スピリチュアルな要因から家族が嫌いになってしまうことも
- 家族が嫌いと感じたら、診断テストやカウンセリングを受けるのがおすすめ
- 距離を置く、気持ちを伝えるなどの対処法も有効
- どうしても嫌いな気持ちが拭えないときはストレス対処法を試そう
家族との間に、どんな関係を望んでいるのか。
自分自身を見つめ直し、より良い方向に進んでいってくださいね。
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