日本が生きづらい理由とは?生き地獄だと感じたときの対処法

日本が生きづらい国なのはなぜ?

日本は生きづらい国だと感じていませんか?

昨今はSNSなども活発になり、他人の目が気になるようになりました。

日本で生きていくことが難しくなり、海外へ移住する人もいるようです。

しかし、生きづらいと感じていても、何かを変えていくことは難しいと思います。

生きづらさを感じている人は、カウンセリングを受けることがオススメです。

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目次

日本が生きづらい国になっている理由

治安がよく清潔で、食べ物もおいしいとされている日本。

恵まれた国に思えますが、生きづらいと感じる人は非常に多いとされています。

内閣府による令和4年度 子供・若者白書によれば、2016年度と2019年度を比較すると、

  • 自分の部屋
  • 家庭
  • 学校
  • 地域
  • 職場
  • インターネット空間

の5つの場所において、「ほっとできる場所、居心地のよい場所等になっている」と答えた人の割合は、なんと全ての場所で低下しています。

加えて、「どこにも居場所がない」と答えている子供・若者の割合は、2016年度が3.8%だったのに対し、2019年度では5.4%と1.6ポイント上昇しているのです。

このことからも、若者を中心に「生きづらさ」を感じる人がふえているということがうかがえます。

日本は、なぜ生きづらい国になってしまったのでしょうか。

3つの視点から考えていきましょう。

多様性が認められていない

日本で感じやすい生きづらさの一つが「同調圧力」

家族、友人、職場、社会からの「足並みを揃えて」という無言の圧力を感じている人は多いのではないでしょうか。

学校では、成績や受験のための学校教育が重視され、個人の能力や興味に合わない教育を受けさせられています。

小中学校→高校→大学というレールが敷かれ、そこから外れると「人生に失敗した」とみなされることもあります。

卒業後も、職業や結婚などの社会的な基準に縛られ、ストレスを感じている人もたくさんいることでしょう。

また、「男らしさ」「女らしさ」を求められ、性的マイノリティーの人にとっては非常に生きづらさを感じる場面が多いといわれています。

  • 男性は男らしく堂々としているべき
  • 安定した会社に就職して、毎日がんばるべき
  • 女性は30歳くらいで結婚して子どもを生むべき

そんな「べき」に縛られ、自分らしい生き方ができなくなってしまう。

自分らしさを出そうとすれば、周囲の冷たい目や批判にさらされてしまう。

それが生きづらさの原因のひとつなのです。

安心して働ける環境ではない

がんばって働いているのに、安心できず、生きづらさを感じる。

その理由の一つが、日本の労働環境です。

  • 長時間労働を強いられ、働き続けなくてはならない
  • 過剰なサービスを求められ、常に気が抜けない
  • 有給休暇が取りづらく、休みたくても休めない

このような状況から、「生きづらい」と感じてしまう人が多いのです。

また、非正規雇用などの不安定な働き方で経済的に苦しい人が多いことも、生きづらさの原因のひとつです。

生きづらさを感じさせるのは経済的な不安だけではありません。

医療や福祉制度が十分でないことが生活や健康面での不安を引き起こしています。

特にメンタルヘルスについては、

  • 労働環境の厳しさから、精神的に辛い状況になりがち
  • 良いメンタルクリニックが不足し、辛くても専門家に頼りづらい

ということが生きづらさに直結しています。

働く環境がシビアな上に、つらくても頼れる場所が少ない。

そのことが、日本の生きづらさを引き起こしています。

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将来に希望がもてない

今がつらい状況でも、「がんばれば未来は良くなる」と思えれば、生きづらさは軽減されます。

しかし、今の日本に広がっているのは「将来に希望がもてない」というモヤモヤとした不安です。

少子高齢化によって人口が減り続け、経済成長が望めない状況。

日本全体に元気がないといわれてずいぶん経ちます。

給料は増えないのに、食費や日用品はどんどん値上がりしていきます。

貧富の差や教育格差が広がり、十分な教育が受けられない若者も増えています。

がんばって生きづらさを克服したくても、自分の力ではどうにもならない

そのように感じ、希望を失ってしまうことが生きづらさにつながっているのです。

加えて、政府や自治体の支援も若者には届きにくいといわれています。

そのため、

  • 「生きづらさを感じても、誰にも頼れない」
  • 「助けてくれる人がいない」

と感じる人が多いです。

自分の未来が明るいとは思えない。

そんな気持ちから、日本は生きづらい国だと感じる人が増えています。

日本での生きづらさに対処する方法

ここまで日本の生きづらさについて見てきました。

私たちにできることは、何もないのでしょうか。

そんなことはありません。

あなたの生きづらさに合った対処方法は、必ずあります。

誰かに救い出してもらいたい

そんな気持ちになるのも無理のないことです。

でも、誰かの助けを待っているだけでは、生きづらさは変わらないかもしれません。

以下に、気軽にできることをまとめました。

まずは気になったものから取り組んでいきましょう。

自己肯定感を高める

日本の生きづらさから抜け出す方法の1つ目は、自己肯定感を高めることです。

自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れる気持ちのこと。

そのために、以下のことを試してみましょう。

試してみるべきこと
  • できるだけポジティブな言葉を使う
  • 自分を責める癖に気づき、やめてみる
  • 小さなゴールを設定し、達成できた経験を積む

「生きづらい」と感じると、ついグチが出てしまいますよね。

生きづらさを感じるのは、自分がダメな人間だからだ…

そんなふうに、自分を責めてしまう気持ちもよくわかります。

でも、そこでネガティブなことだけを口にしていては、現状は変わりません。

周囲への感謝の言葉や自分自身に対するほめ言葉を、1日1回でもいいので言ってみましょう。

自己肯定感を上げるためには、「できた!」と実感できる経験を積み重ねるのも有効です。

すぐにできそうな小さなゴールや自分との約束を決め、クリアしていきましょう。

少しでも自分を大切にする気持ちが大きくなると、自信がついてきます。

日本ならではの生きづらさにも対処する力がついてきますよ。

好きなことを見つける

日本で「生きづらい」と感じているあなたは、夢中になれることに目を向けてみましょう。

「好きなこと」がたくさんある人は、メンタルも強くなります。

でも、好きなことがなかなか見つけられない

そんなあなたは、以下のヒントを参考にしてみてください。

新しいことに挑戦してみる

意外なところに、「好きなこと」のタネはひそんでいます。

これまでは興味がなかったことや、挑戦するのがちょっぴり怖いこと。

そんなことが良い刺激になる場合があります。

子ども時代に没頭したことを思い出してみる

新しい挑戦はちょっと怖い…

そう思うときは、子供時代を思い出してみましょう。

  • 絵を描くのが好きだった
  • 物語を空想すると時間を忘れた
  • ペットと触れ合うといやなことを忘れられた

そんな思い出が、生きづらさ克服のヒントになります。

友達や家族が楽しんでいることに参加してみる

友達や家族が楽しく取り組んでいることに加わるのも良いでしょう。

人脈がさらに広がり、新しい出会いがあるかもしれません。

好きなことや、没頭できること。

それが、あなたを生きづらさから救い出してくれます。

心と体をケアする

心や体が弱っていると、生きづらさを感じやすくなります。

心と体のケアのポイントをまとめます。

心と体のケアのポイント
  • 良質な睡眠をたっぷりとる
  • 瞑想にチャレンジしてみる
  • 無理のない範囲で運動をする
  • つらいときは、紙に書き出したり友人に話したりする
  • 自分のために料理をし、バランスのよいものを食べる

どれも、お金がかからずすぐにできるものばかりです。

特に大切なのは、「眠ること」と「食べること」

逆にいうと、この2つができなくなってきたときは赤信号です。

  • 眠れない
  • 食べられない

そんな時は、迷わず周囲に助けを求めましょう。

生きづらさが深刻になると、自分自身のケアはどんどんおろそかになってしまいます。

つらくて体が動かない、そうなってしまう前にこまめに心と体をケアしましょう。

それでも日本が生きづらいなら変えるべき3つの環境

いろんな対処をしてみたけど、やっぱり生きづらい…。

どうしても日本が生きづらいと感じる場合は、どうしたらよいのでしょうか。

その答えの一つが、「環境を変えること」です。

人は環境の生き物と言われます。

環境を変えることで、一気に生きづらさが軽くなることがあります。

変えるべき環境は以下の3つです。

  • 住む場所
  • 労働環境
  • 人間関係

ひとつずつ解説していきます。

移住して住む場所を変える

日本で生きづらさを感じる場合、まず考えられるのが海外に移住することです。

海外に移り住むことのメリットは以下の3つです。

海外に移り住むことのメリット
  • 新しい環境での生活で経験値が上がり、人間性を深められる
  • 異文化の中で新しい価値観に触れることができる
  • 日本の良さも再発見することができる

ただし、海外での生活はそれなりにリスクも伴います。

言葉の壁や文化の違い、労働環境の違いなど、不安要素も多くあります。

いきなり海外移住は不安、そう思ったらまずは短期間の滞在から試してみるのも良いでしょう。

観光地ではなく、「住む」ことを考えて滞在地を選ぶのです。

短期間でも海外に住んでみれば、日本との違いは十分にわかります。

「海外の方が生きづらさを感じない!海外移住しよう!」と思う人もいれば、「海外でも生きづらさは変わらない。むしろ日本の方が快適」と実感する人もいることでしょう。

とはいえ、海外移住はハードルが高い…

そう思っているあなたにとって、移住先は海外だけとは限りません。

日本全国には、それぞれ独自の文化や雰囲気を持った地域があります。

例えばのどかな田舎でのんびりと暮らしたい場合は、北海道や東北地方などがオススメです。

一方、都会的な雰囲気が好きな場合は、東京や大阪、神戸などの都市部に住むことを検討してみましょう。

いずれにしても「住む場所」はとても大きな要素です。

長距離の移住が不安な場合は、近所に引っ越すだけでも気分が変わりますよ。

転職して仕事を変える

日本での生きづらさの原因の一つとして、仕事のストレスや過重労働があげられます。

生きづらさから抜け出せないときは、仕事を変えてみるのも一つの手です。

今の仕事で、あなたが最も生きづらさを感じるのはどんなことでしょうか。

業務内容に苦手なものが含まれていると、生きづらさを感じるだけでなく、あなたの能力が十分に発揮できません。

たとえば、営業や接客で疲れきっていませんか。

他人とのコミュニケーションが負担になっている場合は、事務や製造など人との関わりが比較的少ない求人を調べてみましょう。

そうはいっても、転職にもデメリットはあります。

転職のデメリット
  • 新しい仕事に対するストレス
  • 新しい職場の人間関係
  • 収入の減少

以上のような不安要素を感じることもあるでしょう。

また、転職すること自体が難しい場合もあるため、慎重な準備が必要となります。

いきなり転職は大変…という場合は、働き方を変えるという方法もあります。

  • フルタイムから短時間勤務に変える
  • 出社からリモートワークに変える

会社や職種をガラッと変えるのには大変な労力を伴いますが、労働条件を変えるのであればハードルが下がります。

思い切って上司に相談してみることをおすすめします。

付き合う人を変える

周りの人が生きづらさの原因である場合、付き合う相手を変えることも一つの方法です。

この場にいると、自分らしくふるまえない

パワハラを受けて毎日が辛い…

そんな状況にいる場合は、人間関係そのものを変えてしまうのも有効です。

新たな出会いを求めることで、新しい人間関係を築くこともできます。

そうはいっても、学校や職場から抜け出すのは難しいし、そんな気力もない…

そんな時は、他に安らげる人脈をつくりましょう。

  • 新たな出会いを求め、趣味や習い事を始める
  • 昔からの友人に連絡をとり、食事に誘う
  • 家族との関係を大事にし、会話を増やす

「ここでなら生きづらさを感じずにいられる」という人間関係は宝物になります。

あきらめず、探していきましょう。

リアルな人間関係だとかえって疲れてしまうという場合は、インターネット上のコミュニティが味方になってくれるかもしれません。

同じ悩みを持った人と交流したり励まし合ったりすることで、ストレスを解消できますよ。

日本が生きづらい理由まとめ

日本が生きづらい理由は以下の通りです。

・多様性が認められていない
・安心して働ける環境ではない
・将来に希望がもてない

少子高齢化や経済成長が望めない状況に、生きづらさを感じるようです。

また「こうあるべき」という考えが、同調圧力としてあることも1つの理由ですね。

日本ではカウンセリングの文化がなく、誰かに悩みを聞いてもらえない状況もあります。

しかし、あなたが抱えている悩みをプロに話すことで、将来の不安を和らげることができますよ。

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