産業医面談で泣くのは変?面談で話す内容や疑問についての解決方法

産業医面談で泣くのは変?

産業医との面談でどうしても泣いてしまいそうなとき、不安が頭をよぎることはありませんか?

産業医面談で泣くと、マイナスのイメージがついてしまうのではないかと不安になりますよね。

そこで当記事では、下記の疑問について解説していきます。

この記事でわかること
  • 産業医面談で泣くと休職命令を出される?
  • 産業医と会社はグルになっている?
  • 産業医との面談で泣くのはよくあること?
  • 産業医と面談をするメリット
  • 産業医との面談では何を話せばいい?
  • 産業医との面談で気になる疑問

当記事をご覧になれば、産業医面談で泣くことに対する不安や、面談での疑問が解決できるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

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目次

産業医面談で泣くと休職命令を出される?

産業医面談で泣いてしまったとき、マイナスのイメージがついてしまい休職命令を出されないか不安になると思います。

結論から言うと、産業医が直接休職命令を出すことはありません。

産業医の役割は、あくまで従業員の健康維持や労働環境改善のアドバイスを伝えることであり、従業員や会社に休職命令を直接出せる立場ではないからです。

しかし従業員が休職する際には、産業医の意見が重要視されることもあります。

メンタルの不調が見られる従業員に対して産業医が面談を行い、従業員本人の意見を取り入れ休職の判断を行っていくこともあるでしょう。

産業医面談で泣いてしまったからといって、すぐに休職命令を出されることはありません。

従業員の意見を取り入れながら、休職の判断をしてもらえるので安心していいでしょう。

産業医と会社はグルになっている?

産業医と聞いて「産業医と会社はグルになっているんじゃないか?」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

産業医と会社がグルなんじゃないかと思うと、面談で話したことが会社にバレないか心配になりますよね。

でも、ご安心ください。

産業医と会社がグルになっていることはないので、面談で話したことが会社にバレることもありません。

なぜなら、産業医には『守秘義務』が課せられているため、面談で知った情報を他人に言ってはいけないことになっているからです。

産業医は、従業員と会社にとってよりよいアドバイスをしてくれる存在であるため、安心して面談をするとよいでしょう。

産業医との面談で泣くのはよくあること?

産業医面談で泣くのはよくあることなのでしょうか?

メンタル面の不調でストレスや悩みを抱えている場合、面談のときに泣いてしまう方もいます。

いろんな従業員を見ている産業医にとって、面談で泣くことは珍しいことではないのです。

また、面談で泣くと「恥ずかしい」「申し訳ない」と思ってしまう方がほとんどだと思いますが、決してそんなことはありません。

メンタル面に不調が出ている場合、誰かに悩みを話して泣いてしまうのは仕方がないことなのです。

産業医面談で泣くということは、産業医に「泣くほど辛い」ということが伝わるので、面談での重要な情報にもなります。

産業医との面談で泣いてしまう理由

では、産業医との面談で泣いてしまう理由は何でしょうか?

面談で泣くときは、メンタル面で不調が出ていて重いストレスを抱えていることが考えられます。

重いストレスを抱えている場合、高ぶる感情を抑えることができない状態になりやすいです。

メンタル面の不調が続き、辛くて苦しい日々のことや自身の病状のことを話すときに泣くのをこらえるのは難しいことだと思います。

辛くて苦しくても我慢をしてしまったり、症状で苦しむ日々を言葉にすることで、産業医との面談で泣いてしまうのです。

産業医と面談をするメリット

ここまで、産業医との面談で泣くことについて解説してきました。

それでも、面談で泣くのが「恥ずかしい」「申し訳ない」という思いがある方に、産業医と面談をするメリットについて解説したいと思います。

産業医と面談をすると、従業員の健康状態やメンタル面の不調にいち早く気づくことができます。

従業員の状態に適した保健指導などを受けることができ、結果的に従業員の健康維持やメンタル面の不調防止につなげることができるのです。

また、従業員が休業・復職をする際に産業医と面談することで、従業員の回復状況を判断することもできます。

こうすることにより、症状の再発を予防して従業員がスムーズに職場復帰できるようサポートすることもできるのです。

産業医との面談では何を話せばいい?

産業医面談をするメリットがわかっても、実際に何を話せばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。

産業医との面談のまえに、何を話せばいいのかまとめておくと実際に面談をするときにスムーズに話をすることができると思います。

ここでは、産業医との面談で話せる3つの内容について解説していきます。

  • 休職・復職前の面談
  • 仕事の悩み
  • 職場での人間関係や環境についての悩み

この3つを踏まえて話したいことをまとめておくと、より的確なアドバイスがもらえる可能性があります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

休職・復職前の面談

何らかの事情があり休職をしたいと思っているとき、休職する前に産業医との面談を行うことができます。

精神的につらい状況で仕事を続けるのが難しいと感じた場合は、自身の状況を伝えると病院の受診などアドバイスをもらえることもあるでしょう。

また、復職をする前にも面談をすることが可能です。

従業員の症状が落ち着いているか、仕事に問題なく取り組めるかなど産業医が面談をするなかで把握することもあるでしょう。

長い期間休職をしていた場合は、復職するときに会社の雰囲気や人間関係が気になる方もいると思います。

そんな不安も、復職前に産業医面談で話してみるといいのではないでしょうか。

仕事の悩み

休職や復職をする予定はなくても、産業医の面談では下記のような仕事の悩みを相談することができます。

相談できる仕事の悩み
  • 長時間労働や休日出勤が続いて、精神的につらいとき
  • 残業が多くて困っているとき
  • 仕事がうまくいかないとき
  • 業務の内容が合わないとき

このような状況が続くと、メンタル面で不調が出てしまいます。

そうなると、だんだん仕事を続けるのがつらくなり、よりつらい状況になってしまうおそれもあるでしょう。

上記のような悩みがある場合は、早めに産業医の面談で話してみることをおすすめします。

職場での人間関係や環境についての悩み

産業医との面談では、職場での人間関係や職場の環境についての悩みを相談することもできます。

たとえば下記のような悩みがある場合、面談で話してみるのもおすすめです。

  • 上司や同僚と合わない
  • 陰口を言われてつらい
  • いつも周りの目を気にしてしまう
  • 仕事に集中できない

先ほど解説した仕事の悩みと同様、上記のような悩みが積み重なればメンタル面での不調が出てきてしまいます。

ストレスがたまり休職や退職が頭をよぎる前に、一度産業医との面談で人間関係や職場環境の悩みについて話してみてはいかがでしょうか。

産業医との面談で気になる疑問

ここまで、産業医との面談で話す内容について解説してきました。

面談で話す内容はわかったけど、産業医の面談について疑問があるという方はいませんか?

産業医はどの立場にいるのか、面談で話したことが会社にバレないか、などいろいろな疑問があるのではないでしょうか。

そこで、次は産業医との面談で気になる3つの疑問について解説します。

気になる3つの疑問
  • 産業医の立場は?
  • 産業医との面談は絶対にしないといけない?
  • 面談で話したことがバレたりしない?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

産業医の立場は?

産業医はどんな立場にあるのでしょうか。

会社の味方なのか従業員の味方なのか、面談をする前に気になる方もいると思います。

結論から言うと、産業は会社の味方でも従業員の味方でもありません。

あくまで会社と従業員の中立の立場で、従業員の健康を客観的にみるのが産業医の役割です。

産業医は面談後、必要があれば会社に就業制限を勧告し、休職・復職、残業をさせないなどを意見することができます。

会社は産業医の勧告・意見を尊重しなければなりません。

産業医との面談は絶対にしないといけない?

産業医と面談をすることで、健康状態やメンタル面の不調にいち早く気づくことができるメリットがあることはすでにお話したかと思います。

しかし、体調が戻っていないためすぐに面談を受けるのが難しいという方もいるのではないでしょうか。

その場合は、正直に体調の状態を産業医に伝えれば面談の延期が可能となります。

一方で、産業医面談を受けると復職が遅れてしまうのではないかと不安になり、面談を拒否したいと思う方もいるでしょう。

しかし復職前の面談を拒否すると、産業医が復職可能かどうかの判断材料を得られず、復職が遅れてしまう可能性もあります。

無理をすることはよくありませんが、なるべく産業医との面談を受けた方がスムーズに休職・復職につながるのではないでしょうか。

面談で話したことがバレたりしない?

産業医と面談をすると、面談で話した内容が会社にバレてしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。

結論から言うと、面談で話した内容が会社にバレることはありません。

なぜなら、産業医には守秘義務があるからです。

もし産業医が、従業員に対して会社のサポートが必要だと考えた場合でも、従業員本人の同意を得てから伝えることになっています。

安心して産業医面談で悩みなどを話してみてください。

しかし、従業員に自傷行為などが見られる場合は、従業員と周りの人の健康を守るため、従業員本人の同意を得る前に会社の関係者に報告することができます。

産業医面談で泣く理由や疑問のまとめ

ここまで、産業医面談で泣く理由や面談の疑問について解説してきました。

産業医面談で泣く理由としては、下記のようなことがあげられます。

  • メンタル面で不調が出ていて、重いストレスを抱えている
  • メンタル面の不調により、高ぶる感情を抑えることができない状態
  • 辛い思いを我慢をして苦しむ日々を言葉にすることで泣いてしまう

また、産業医面談の疑問については下記のとおり解説してきました。

  • 産業医は従業員と会社の中立的な立場にある
  • 産業医との面談は延期をすることが可能
  • 産業医には守秘義務があり、会社に面談の内容がバレることはない

産業医は従業員が健康的に働けるように、中立的な立場から従業員や会社に助言をする仕事です。

面談で泣いてしまうのは、決して恥ずかしいことではありません。

産業医面談で泣くことを我慢せず、ぜひ自身が抱えている悩みを打ち明けてみてください。

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