ストレスからの熱を治そう!つらい症状を和らげるための対処法とは

ストレスによる熱と風邪は違う?子供から大人までできる対処法を紹介

ストレスからの熱を治すには、どのような方法があるのか知りたいと思いませんか?

風邪と違いストレスが原因の熱は、薬が効きにくいことが多いようです。

ストレスの原因から離れて、ゆっくり休むことが1番の対処法でしょう。

しかし、仕事や学校などで休むのは難しいと思います。

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目次

ストレスによる熱とは?

ウィルスや細菌が原因ではないストレスによる発熱を「心因性発熱」といいます。

ストレスにより発熱する「心因性発熱」とはどのようなものなのでしょうか?

くわしく見ていきましょう。

  • ストレス熱の症状と特徴
  • 風邪との違い
  • 薬が効かないことがある

ストレス熱の症状と特徴

ストレスによる発熱は子供から年配の方まで、性別年代問わず起こる症状です。

熱の高さは37〜39度と幅がありますが、大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 高熱タイプ(38〜39度)
    高熱タイプは精神的なストレスによる発熱です。
    例えば「人とケンカした」「極度に緊張する」「学校に行く」「仕事に行く」「人と会う」などです。
    高熱タイプは原因が明確で、ストレスとなっている原因が解決すれば熱が下がります。
    熱が下がりやすいのは「高熱タイプ」です。
    例としては、大きな手術の前に熱がでてしまい手術が受けられなくなったが、手術の延期が決定した途端、熱が下がる事例などはこれに当てはまります。
  • 微熱タイプ(37〜38度)
    微熱タイプは慢性的なストレスによる発熱です。
    毎日の仕事に疲弊していたり、介護疲れなどが原因になることがあります。
    微熱タイプはストレスとなっている原因が解決しても、熱が下がらないことがあり、長く微熱が続く特徴があります。

風邪とのちがい

ストレスによる発熱であっても、頭痛や倦怠感などの症状があれば、風邪とのちがいがわかりづらいですね。

風邪などのウィルスの感染によって出る熱は、感染したウィルスを撃退するために起こる体の炎症反応です。

体の中で炎症が起きていると、血液中のタンパク質の値が上昇します。

一方、ストレスによる発熱の場合は体内で炎症が起きていない発熱なので、血液中のタンパク質の値が上昇が見られません。

血液検査をすると発熱が風邪などの感染からくるものか、ストレスによるものかが明確になります。

この体内の炎症(血液中のタンパク質の値の上昇)の有無が風邪とのちがいと言えます。

薬が効かないことがある

通常熱がでた時には解熱鎮痛剤や風邪薬を服用して、症状を鎮める方法がありますが、ストレスによる熱の場合、解熱鎮痛剤や風邪薬が効かないことがあります。

風邪などのウィルスに感染した場合、ウィルスに反応してプロスタグランジンや炎症性サイトカインと呼ばれる物質が作られ、炎症を起こし発熱するのです。

解熱鎮痛剤や風邪薬は、風邪のウィルスによる炎症に作用することで熱を下げます。

ストレスによる発熱は、体内で炎症が起きずに熱が出ている状態なので、解熱鎮痛剤や風邪薬などの炎症を抑える薬が効かないことがあります。

ストレスによる熱の原因

原因は一つではなく複合的に関わっていることが多いので、最終診断は医療機関へ行かれることをおすすめします。

ストレスによる発熱は自律神経の乱れによるものです。

自律神経とは体を正常に保つための神経で、自分でコントロールできるものではなくはたらいているものです。

自律神経にははたらきのちがう「交感神経」と「副交感神経」があります。

  • 交感神経
    緊張、興奮など日中の活動時に活発になります。
  • 副交感神経
    体の休息や修復に寄与するもので、夕方から夜にかけて優位になります。

交感神経と副交感神経がどちらかに大きく傾くのではなく、平衡を保ち状況によってわずかにどちらかが優位になります。

この自律神経の乱れがストレスによって起こり、発熱の原因になると言われています。

細かい原因は子供と大人で少し変わってくるので、次でくわしく解説します。

子供のストレスによる発熱の原因

ストレスというと大人だけかと思われがちですが、子供もストレスで熱が出ることがあります。

昔から言われている「知恵熱」です。

「いじめ」「虐待」「学校への不適合」など不安な気持ちやストレスを感じて熱がでます。

「まじめながんばり屋さん」や「優等生」も親や先生からの期待に応えようと自分で自分を追い込んでストレスを感じ、熱が出てしまうこともあります。

子供の場合は高熱タイプが多く、短期間で熱が下がるので、単なる体調不良と思われがちです。

大人のストレスによる発熱の原因

大人のストレスによる発熱の原因は「仕事での長期に渡るストレス」「家庭環境の変化」「長引く介護生活」「長時間労働による過労」が多く占めています。

自分一人ではなかなか解決しにくく、慢性的にストレスを感じる状況のため微熱タイプで発熱することが多いです。

微熱が長引くこともあります。

原因はひとつではなく、複合的に関わっていることがあり、うつや不眠症、パニック障害などを併発する場合もあるので、注意が必要です。

ストレスで熱が出た時の対処法

ストレスで熱が出た場合の対処法を子供と大人に分けて説明します。

ストレスによる熱の症状を長引かせたり、再発させないためにも正しい対処法を知っておきたいですよね。

ただあまりにも高熱がでたり、微熱が続く場合は、「ただのストレスだから」と自己診断せずに専門の病院で検査しましょう。

子供への対処法

子供は自分が何にストレスを感じているかわかっていなかったり、うまく言語化して説明できないことがあります。

普段から周囲の大人が観察し子供のおかれている状況を把握しておく必要があります。

よく観察していても、熱がでてしまうこともあります。

子供がストレスによる熱が出た時の対処法は下の2つです。

  • ストレスの原因になっていることを取り除く
    まずは何が熱の原因になっているかを把握し、解決することで安心させてあげてください。
  • しっかり休む
    子供は大人ほど体力がありません。熱が体力のSOSになっていることもあるので、しっかり休ませてあげてください。

子供は高熱タイプが多く、ストレスになっていることを回避できるとすぐに熱が下がります。

まずは不安材料になっていることを無くしてあげましょう。

大人への対処法

大人は仕事での責任もあるため、つい無理をしすぎます。

普段から自分の体への理解を深めておきましょう。

大人がストレスにより熱が出た時の対処法は下の3つです

  • リラックスできる環境を作る
    アロマをたいたり部屋の照明を暗くして好きな音楽をかけると副交感神経が優位になりやすくストレスから解放されやすい環境になります。
  • スマートフォンを見ない
    スマートフォンやパソコンのブルーライトは交感神経を刺激して、自律神経が乱れる原因にもなります。
  • 生活リズムを整える
    生活のリズムが乱れていると自律神経も乱れやすくなります。

睡眠・食事・運動をバランスよくすると自律神経も安定して、体温も正常に戻りやすくなります。

ストレスからの熱を治そうのまとめ

ストレスからの熱を治す方法は以下の通りです。

  1. 子供への対処方法
    ・ストレスの原因になっていることを取り除く
    ・しっかり休む
  2. 大人への対処方法
    ・リラックスできる環境を作る
    ・スマートフォンを見ない
    ・生活リズムを整える

基本的にはストレスの原因から離れることが、熱を治すことにつながります。

また、薬が効きにくい場合もあるので、焦らずに治していくことも大切です。

しかし、ストレスを感じる環境から抜け出すことは難しいでしょう。

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