心に響く漢字一文字!素敵な意味を持つ漢字を解説

心に響く漢字一文字

日本では毎年12月に「今年の漢字」が選ばれるように、漢字が私たちの生活に根付いています。

漢字の持つ素敵な意味に触れ、心が癒された経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

失恋から立ち直りたい、会社の面接で座右の銘をかっこよく答えたい、落ち込んでいる友人を励ましたい、など漢字が活躍する場面はたくさんあります。

そんな心に響く漢字一文字を、場面別に分かりやすく解説しました。

この記事でわかること
  • 前向きになれる漢字一文字
  • 座右の銘にしたい漢字一文字
  • 素敵な意味を持つ漢字一文字

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

心に響く漢字一文字とは?

心に響く漢字一文字と言われると、あなたはどんな漢字を思い浮かべますか。

見るだけで元気が湧いて来る漢字、辛い心に寄り添ってくれる漢字、心を綺麗にしてくれる美しい漢字。

人によって心に響く漢字は違うと思います。

漢字はたった一文字でも、何らかの意味を私たちに与えてくれます。

アルファベットにはない漢字だけが持つ魅力です。

そんな漢字の持つ魅力を、ぜひこの機会に感じてみてください。

前向きになれる漢字一文字

まずは、前向きになれる漢字一文字です。

落ち込んだ時や悩んだ時に励ましたり元気付けたりしてくれる、そんな漢字を知っているだけでも心強いですよね。

漢字は一文字でも私たちに力を与えてくれる、魔法のツールです。

ここでは、「失恋した時」と「仕事で失敗した時」に分けてそれぞれ解説していきます。

失恋した時

【磨】

失恋したときは、なかなか相手への気持ちを断ち切れないものです。

そんなあなたへのオススメは、「麻」と「石」を組み合わせてできた「磨」という漢字。

「麻」は手作業を意味し、「石」と合わせて「石をこすり合わせて磨く様子」を表しています。

「磨」には単に「磨く、こする」だけでなく「一層輝かしくする」という意味もあります。

自分を磨きさらなる輝きを放つようになると、相手が戻ってくる可能性はあります。

たとえ戻ってこなくても、さらに素晴らしい出会いが訪れるかもしれません。

失恋したときこそ自分を磨き、これまで以上に素敵な恋愛につなげるチャンスなのです。

【巡】

「道を進む」という意味の「⻌」と「水の流れ」という意味の「巛」を組み合わせた「巡」

「時が経つ」「順番にまわって元に戻る」などの意味で使われます。

失恋でお先真っ暗、何も手に付かないという苦しい時間も、必ず過ぎ去っていきます。

失恋の辛さも、時が経つと巡り巡って自分の成長の糧となって戻ってきます。

だから心配することはありません。

心静かに時が巡るのを待つのもよし、元気を出すために面白そうな土地を巡ってみるのもよし。

仕事で失敗した時

【信】

「信」という漢字には、単に信じるだけでなく「神様に誓って約束する」という意味があります。

そこから「誠実」や「真実」などの意味も生まれました。

仕事で失敗すると、上司や取引先への信用を失ったらどうしようと不安になるかもしれません。

失敗したことについては、誠実に包み隠さず真実を報告することが大事です

しかしながら、一番失ってはいけないのは自分自身への信頼です。

失敗しても自分を信じ、目標を見失わずに努力し続けると、あなたのことを信じ味方でいてくれる人が必ず現れます。

【直】

「直す」とか「まっすぐ」という意味の「直」には、「ひたむき」という意味もあります。

失敗をきちんと直すこと。

いつまでもくよくよと悩まずに、ひたむきにまっすぐ進んでいくこと。

どちらの意味も込められた「直」という漢字は、仕事で失敗したときに元気づけてくれる一文字と言えます。

さらに「直」には「値打ちがある」という意味もあります。

「自分の値打ち」=「自分の価値」を思い出させてくれる漢字です。

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座右の銘にしたい漢字一文字

続いて、座右の銘にしたい漢字一文字です。

座右の銘と言えば四字熟語やことわざを選ぶ人が多いと思いますが、漢字一文字でも十分に意味を伝えることができます。

今年の目標を聞かれた時や、面接で座右の銘を聞かれた時に、漢字一文字で答えるとスマートでかっこいいですよね。

それでは、場面別に座右の銘にしたい漢字一文字を解説していきます。

目標設定する時に使える座右の銘 

【実】

「実」という漢字には「実る、成果を出す」という意味だけでなく、「中身が満ちている」「まっすぐで正直」という意味があります。

「果実」には中身がぎっしり詰まっているイメージがありますよね。

また「誠実」という言葉にも「実」が使われています。

「中身の詰まった誠実な人」というのはどんな仕事でも重宝されます。

恋愛においても、素敵な人という印象を与えられますよね。

成果を出すことはもちろん、「中身のある誠実な人」という意味の込められた「実」は、どんな目標設定にも使える万能の一文字と言えるでしょう。

面接で好印象の座右の銘 

【謝】

「謝る、感謝する」の意味で使われる「謝」

仕事上の失敗というのは誰にでもあるもの。

失敗したときは素直に謝る。

そして、支えてくれる周りの人に感謝する。

そうすることであなたに対する信頼度もアップします。

また「謝」には「シャ」という読みから転じて「捨てる」という意味もあります。

頑固な性格やこだわりの強さはときには煙たがられるもの。

余計なものは、捨てる勇気を持つことも大事です。

仕事における大事なエッセンスの詰まった「謝」、面接官に好印象、間違いなしです。

→座右の銘にしたいポジティブな言葉!名言や四字熟語を紹介

素敵な意味を持つ漢字一文字

続いて、素敵な意味を持つ漢字一文字です。

普段使う漢字でも、一般的には知られていない深く魅力的な意味が隠されていることがあります。

その多くは、漢字の成り立ちに関係しています。

素敵な漢字に触れると、それだけで幸せな気持ちになります。

「友人を励ましたい時」「縁起の良い漢字」に分け、素敵な意味を持つ漢字一文字を解説していきます。

友人を励ましたい時 

【涙】

泣いたときに目から流れ出る「涙」

一見すると悲しくなりそうな漢字ですが、よく見てみると「水」と「戻」でできています。

たくさん泣いたあとは、本来の自分に「戻る」ことができるのです。

そして、再び歩み出す力が湧いてきます。

泣いて本来の自分に戻り、再び前に歩み出す。

「涙」という漢字にはそんな意味が込められています。

いっぱい泣いたあとは本来のあなたに戻ってまた前に進もうね、と友人に伝えてみてください。

【燈】

「燈」は「火が登る」と書き「火、ともしび、あかり」という意味があります。

上に登った火が、辺りを明るく照らし出すイメージですね。

今は辛いかもしれないけど、私はあなたという友がいて心強いよ、あなたは私を照らすあかりだよ、と感謝を伝えてみてください。

また「燈」には「仏の教え」という意味もあります。

仏様に後光があることからも分かるように、苦しむ人の心を明るく照らします。

あなたも明るい光となって、落ち込む友人の心を照らしてくださいね。

縁起の良い漢字

【喜】

もとは「神を楽しませる」という意味だった「喜」

今では「喜ぶ、楽しむ」という意味で使われますが「祝福する」という意味もあります。

お隣の国、中国では結婚式や春節(旧正月)で必ず「囍」という模様が壁などに貼られます。

「喜」を二つ重ねてできたこの模様は、双喜紋(そうきもん)とも呼ばれ「お互い嬉しい」「連続した喜び」という意味です。

英語では「ダブルハピネス」と訳され、めでたさの象徴となっています。

「喜」は国境を越えて、非常に縁起のいい漢字なのです。

【祉】

「福祉」という言葉に使われる「祉」

字の成り立ちを見てみると「礻」と「止」でできており「神がとどまる=幸せ。神の恵み」という意味があります。

訓読みは「さいわ(い)」で、個人の幸せより、全体の幸せという意味を持っています。

神は個人のものではなく、世界全体に影響するイメージがありますよね。

「福祉」という言葉も「社会全体の幸せを作り出すこと」を意味しています。「祉」は縁起がいいだけでなく、みんなの幸せを願うとても素敵な意味を持つ漢字です。

心に響く漢字一文字のまとめ

いかがだったでしょうか。

心に響く漢字一文字を、場面別に解説していきました。

漢字を掘り下げてみると、一般的に知られているよりもさらに深く、素敵な意味が隠されていることが分かりましたよね。

辛いときに自分や周りの人を励ましてくれる漢字は、人生を豊かにするツールにもなります。

ぜひ、あなただけの心に響く漢字一文字も見つけてみてくださいね。

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